皆さんこんにちは。
今回は、引っ越し時の値引き交渉に関しての記事になります。私自身の今後の引っ越しの参考になるような備忘録になりますが、体験も交えてご紹介します。また、業者の案内をしているわけではないので全て個人的な意見となります。
私は今年の3月から東京での勤務になるので2月下旬に入ればすぐに引っ越しする予定を計画していましたが、引越し予定まで1か月を切っているのに加えて、これから業者が繁忙期に入る時期というのが前情報になります。
そして先ほど、転職に伴う引っ越しの「値引き交渉」が無事終りました。ここからは実際に私が行ったやり取りを交えてご紹介していきます。
事前に相場を調べる
交渉を行う前に必ずやっておくべきことは「相場を知る」ことです。余談ですが、私も現在は食品会社で営業をしているので、得意先に対しては、相場を知ったうえで、同業他社に負けないアピールと価格交渉を行っていくというのが常識として身についています。
今回の私の場合でいうと、「大阪→東京」への引っ越しで、時期が「2月20日頃」+「単身」での相場を知る必要がありました。荷物の量で大きく変わってきますが、大体8万?13万円といったところでした。引っ越し距離が500kmを超え、繁忙期での引越しというのが今回のネックな点です。
複数業者に相見積もりを取る
引越し業者と言っても全国には数百という数の業者があります。もちろん皆さんが知っている大手の引っ越し業者だけでの相見積もりはしないようにして下さい。大手+地域密着型の2パターンで相見積もりを取っていきます。
私が相見積もりを取った業者は以下の5社です。
・アート引越センター
・ハート引越センター
・人力引越社
・アップル引越センター
・ラク越-引越革命
また以下の条件を含めての見積もりのお願いをしました。
?荷物の引き取り・お届け時間はフリータイム
?翌日着でなくても構わない
?洗濯機取り付けサービス+L字デスクの分解・組み立て
交渉する上で相見積もりは絶対的な交渉時の武器になるので必ず行います。
大きな家具・家電のサイズを測っておく
電話での相見積もりを取る場合は、必ず段ボールに入りきらない家具・家電のサイズは測っておきます。私は訪問見積もりが面倒くさいので、詳細に測ってからすべて電話だけで相見積もりを取りました。
私の場合だと以下のような感じです。
・L字デスク(分解可能)縦:1.6m、横:1.6m
・本棚×4 縦:45cm、横:30cm、高さ:90cm
・ソファ(2人掛け) 縦:80cm、横:1.2m、高さ:60cm
・シングルベッド+マットレス
・リクライニングチェア 縦:60cm、横:60cm、高さ:1.3m
・プラスチック衣装ケース×2 縦:40cm、横:60cm、高さ:60cm
・プラスチックケース×2 縦:70cm、横:40cm、高さ:20cm
・ゴルフバック×1
・姿見鏡×1 1.5m
・自転車×1
・冷蔵庫(2ドア) 縦:50cm、横:50cm、高さ:130cm
・洗濯機(縦型) 縦:50cm、横:50cm、高さ:80cm
・電子レンジ
・キーボードピアノ 1.3m
+段ボール10箱分
サービス・料金の比較
アート引越センター
・ホームぺージからの見積もり依頼で引越料金が30%OFF
・大手で安心+プランが多い+顧客満足度が高い
・午前、午後指定は追加料金6,600円
・電話対応が丁寧
料金:12万7600円
ハート引越センター
・高齢者向けプランが充実
・顧客満足度が高い
・電話対応が少し雑
料金:17万6000円
人力引越社
・一括見積案内サイト「引越しお得ネット」に登録有。
・地域密着型
・料金が少し安め
料金:6万1500円
※但し、一括見積案内での概算での金額です。
アップル引越センター
・顧客満足度が高い
・電話対応が丁寧
・5大都市圏に住む20代を応援
・SUMO引越業者ランキング1位
料金:12万5400円
ラク越-引越革命
・とにかく安い
・一括見積案内サイト「引越しお得ネット」に登録有。
・電話対応が丁寧
・クレジットカード決済が可能
料金:10万5000円
値引き交渉
ラク越-引越革命は、電話での見積依頼と引越しお得ネットでの見積依頼をかけており、一括見積依頼での料金が電話依頼の時よりも半額ほどになっていたので、あまり参考にならないと思いこの時点で一括見積で料金を出していた人力引越社は省きました。また、ハートも料金が高すぎるので省きました。
初めに「アップル引越センター」の女性の方と交渉していくと、上司に確認するといった後、12万5400円から9万9000円まで値引きをしてもらえました。窓口の方は、「この場での即決での価格になる」と営業の売り文句をかけてきましたが、ここでは終わりたくなかったので「あと30分だけ待ってもらえませんか?それまでには必ず決めます」と返答してその場は終わりました。
その後、「ラク越-引越革命」に値引き交渉をしました。条件の段ボール10箱分+自分で用意した段ボール分なら追加でもう10箱は無料、さらにハンガーラック3箱まで無料という追加条件と値引きで8万8000円までなら頑張るという返答をもらいました。
ただ口コミ的にも個人的な安心感的にも「アップル引越センター」が良かったので最後の交渉を持ちかけてみることにしました。
先ほど話した女性の方を指名して、「ラク越-引越革命」との交渉内容をすべて話した上で、「御社のサービスあっての価格かと思いますが、もし御社が頑張れるのであればこの場で即決します」と伝えると、1分ほど色々悩んだ末に上司に確認させてくださいと保留にされました。この時点で9万5千円くらいであれば少し高いですがこちらで決めようと思っていました。
しかし女性が電話に戻ると、「今回だけの破格のサービスですが、ラク越-引越革命さんと一緒の8万8000円で対応させて頂きます」と返答をもらうことができ、無事に値引き交渉が成功しました。
結果的に12万5400円→8万8000円と約4万円の値引きが出来ました。
最後に
大手は急な引越し対応ができなかったり、トラックの種類によって価格決定がされるため、本来の荷物量に対する丁度良い価格が出なかったりというデメリットがある反面サービス面では安心できるといった良さがあります。
一方で、地域密着型はサービス面や対応で不安がある業者も多いですが、細かな対応や荷物量に対しての価格提示が出来るという良さがあります。
どちらを選ぶかは価格もそうですが個人的な直感みたいなところもあるので、この記事が少しでも数少ない引越しの参考になればと思います。
とにかく今回の経験から、絶対にどの業者も高い値段で見積もりを切ってくるので値引き交渉は必須ということが分かっただけでも大きな勉強となりました。
では、また?