プログラミング初心者の私が実務未経験転職するにあたり、会社の研修資料以外にも本格的に自主的な勉強をするためについに始めました。今回はそのシリーズの第7段となります。過去記事は下記から見れます。
現在使用している参考書は「オラクル認定資格教科書 JavaプログラマSilver SE11」いわゆる紫本と呼ばれる参考書です。今後は白本・黒本を活用しつつ勉強していくと思います。
オラクル認定資格教科書 JavaプログラマSilver SE11
while文とdo-while文
while文
while文は、指定された条件が成立する間(true)、繰り返し処理を行います。条件式がfalseを返した時点で、繰り返し処理が終了し、while文から抜けます。
while(条件式){
処理文; //条件がtrueの場合に処理文が実行される
}
do-while文
do-while文は、while文と同様に指定された条件は成立する間(true)、繰り返し処理を行います。
do {
処理文;
}while(条件式);
一見、同じような処理に見えますが実は処理順に違いがあります。
while文:最初に条件判定を行ってから繰り返し処理に入る。
do-while文:まず繰り返し処理を行い、その後条件判定が行われる。
要するに、while文では判定結果がfalseの場合、処理すら実行されないのです。
では、わかりやすい例を載せましたので見ていきましょう!
実行結果は以下のようになります。
拡張for文
配列やコレクションの全要素を順番に取り出して処理する場合に使用され、for文よりも簡素化されています。
for (変数宣言:参照変数名) {
処理文;
}
※変数宣言で宣言する変数のデータ型は参照変数の各要素の型に合わせる必要がある。
ちなみに、ローカル変数型推論の利用も可能です。
int [] array = {10, 20, 30};
for (var num : array) {
System.out.println (num);
}
繰り返し制御文
「trueの間は繰り返し処理を行いたいけど、特定の場合だけ繰り返し処理から抜けるようにしたい!」という場合に繰り返し制御文を使用します。繰り返し文には「break文」と「continue文」の2つがあります。
break文
実行中の繰り返し処理を中断して抜け出す時に使用します。また、繰り返し文の無限ループから抜け出す場合にも使用します。ループから抜けた後は、その繰り返し処理の次の実行文に制御が移ります。
continue文
実行中の繰り返し処理を中断するのではなく、繰り返し内の残りの処理をスキップして条件式に制御を移し、さらに繰り返し処理を続けるときに使用します。
繰り返し文内のみで使用可能なので、ループの外側に記述してしまうとコンパイルエラーとなってしまいます。
繰り返し文がネストしている場合は、スコープに注意して繰り返し制御文を利用する必要があります。