2020.11.10
〜今回のサウナ〜
#5サウナ&カプセルAMZA(アムザ)
【所在地】:大阪
【料金】:
・1100円(1時間)
・2100円(レギュラー(最大15時間))
【概要】:
大阪難波のド真ん中で「ととのう!」手ぶらでOK!スパ&本格サウナ。
【アクセス】:JR「難波駅」より東へ約10分
【ホームページURL】:https://www.daitoyo.co.jp/spa/amza/
会社でサウナ―の上司から「機会があればサウナ一緒に行こう」と言われていたのを思い出し、「予定空いている日ありませんか?」と聞いてみたところ、即答で「じゃあ明日行こう!奥さんには言っとくわ!」と言われ、すぐに一緒にサウナに行くことが決まりました。(笑)
新たにハマった趣味で、すぐにそのことで話ができる上司が近くにいて運が良かったと思います。その日はサウナを楽しみに1日仕事を頑張りました。
基本的に新人の私には残業なんて言う概念がまだありませんからもちろん定時上がりではあるのですが、上司は「サウナのために!」と残業することなく素早く仕事を終わらせて待ち合わせ場所まで来てくれました。
今回上司が連れてきてくれたのは、「サウナ&カプセルAMZA(アムザ)」でした。
都会にそびえたつ高いビルに刻まれた「AMZA」の文字。正直めっちゃ目立ってます。
このビルの6Fに今回の目的のオアシスがあります。
私はどんなサウナなのかと期待を膨らませながらエレベーターで6Fまで上がっていきました。エレベーターが開くとそこはいたって普通のカプセルホテルのロビー。
受付へ行って驚きました。60分未満だと1100円。それ以上だと2100円。
正直な感想としては「たっか!!」でした。
しかしそんなことは気にも留めず上司は「2人分で」と言って上司はささっと4200円を出す。感謝感謝です。いつか後輩にサウナ―仲間が出来たら自分も連れて来よう!
そんなことを考えつつも早速脱衣所へ。ロッカー数が多い。さすがカプセルホテル内の施設なことはある。
さぁいよいよオアシスへと突入。
風呂自体はいたって普通。私と上司は体を洗い。まずは湯船につかる。
「あぁ気持ち良い?」
サウナが本命だが、やはり広くてリラックスできる風呂もたまらない。体が軽く温まったところでいよいよサウナへ。といったところで時刻は19時15分。
19時30分からロウリュのサービスが始まるということを知ったので、それまで低温のサウナに入ることに。
〜ロウリュ〜
熱したサウナストーンに水を掛けて、蒸気を発生させることを言います。
時刻は19時25分。水風呂へ入り軽く外気浴をして、ロウリュが行われる方の高温サウナへ行こうとしたときサウナの方へ目を向けるとそこにはサウナ室に入りきれんばかりの人だかりが、、、
そう、私たちはロウリュの魅力を甘く見ていました。皆がその時間のロウリュを受けるために待機していたのです。
私と上司はめちゃくちゃ残念がりながらも低温サウナ、水風呂、外気浴、露天風呂を2クールしました。
時計を見ると20時20分。
なんと偶然であろうか20時半からロウリュのサービスがあるという。
今度こそはと万全を期して25分にサウナ室へ。遂に人生初ロウリュが体験できるという期待でドキドキしました。高温のサウナ室は95℃程度で10人?14人ほど入る広さでした。
30分になるとサウナ室が暗くなり、ゆったりした音楽が流れ始めました。
熱波師の方がアロマ水とタオルをかかえてサウナ室へ入り挨拶をするとみんなで拍手で迎えました。そしてついに人生初ロウリュが始まりました。
焼けた石にアロマ水をかけたとたんサウナ室の湿度が一気に上昇。
それから熱波師がタオルで室内全体に蒸気を送り込みます。
壁際に座っていた私と上司は、壁伝いにくる熱い蒸気を浴びながら身を任せていました。
そして熱波師が一人一人にアウフグースをしていきます。
〜アウフグース〜
ロウリュを行なった後に、立ち昇った蒸気をタオルなどであおぐ行為のこと
そして遂に自分の番が来ました。私は目を瞑ったまま姿勢を正し熱波師の風を正面から受けると、ものすごく熱い風が、でも包み込むような優しい風が体全体を包み込み全身から汗がぶわっと湧き出しました。
熱波師によるロウリュサービスが終わると皆で拍手をしてその場は締めくくられました。100℃以上となった高温のサウナ室で裸の男たちが一体となった不思議な感じ。
なぜか感慨深い。。。
高温のサウナ室から出ると真っ先に水風呂へ向かいました。
アムザには3種類の体を冷やす場所があり、1つはプールです。
2つ目は普通の冷水風呂です。
そして3つ目は寒冷壺風呂です。
この寒冷壺風呂は私が行ったときは13.6℃の温度で、私にとって15℃以下の水風呂は初体験でした。
100℃を超えるサウナ室から13℃の水風呂へ。
入るとやはり最初は冷たいですが、すぐに体全身に膜が張られました。
今までに感じたことのないふわふわとした感じ。もはや水風呂の中でととのっていました。
「今までで一番気持ちの良い水風呂だ」
何とも言えない高揚感の中、わずかな理性で入りすぎるのはよくないと判断し、外の外気浴場へと向かいました。
都会の街の真ん中にあるサウナ。
この街の真ん中のビル6Fで裸の男たちが気持ち良く外気浴をしていると考えると少し笑えてくる。何か悪いことでもしてしまったかのようなちょっとした罪悪感です。
私と上司はリクライニングベットで横になりました。そしてその瞬間はすぐに来ました。
”すべてのことがどーでもよくなる。
頭がぐわんぐわんと揺れ、体が無重力空間に放り出されたような。
いや、今このベッド自体が回転する床の上に設置してあるのか。
ずっとぐるぐると回っているような。
しかし、そんなことはどーだっていい。
心地の良い、少し冷たい夜風が体全身に吹いてくる。
例えようのないこの感じ。
なぜこれを知らない人が五万といるのか。
私には不思議でたまらない。
この気持ち良さを知らない人は人生の半分を無駄にしているとさえ思ってしまう。
そんな天国な世界。”
私と上司は風呂から上がると併設されている食堂でご飯を食べました。
私のサ飯は「豚生姜焼き定食+ドリンクバー」、上司は「激辛カレー+ビール」
サウナ上り後もさらに2時間、話に花が咲き談笑していました。
仕事終わりに計4時間もの滞在。
明日も仕事があるというのに23時過ぎにサウナを後にするサラリーマン2人。
次はどんなサウナへ行こうか。
明日も社会の歯車となるため夜道を一人楽しむ新社会人でありました。
では、また?