読書から学ぶシリーズ第四弾。
「本当の自由を手に入れる お金の大学/両@リベ大学長」から、前回の「お金を貯める編」に続き今回は、「お金を稼ぐ編」について学んでいきます。
目次より該当箇所へ飛ぶことが可能です。
~読書から学ぶ~
「稼ぐ力」=稼ぎを増やして蓄財ペースを上げる力
経済的自由=「生活費<資産所得」
収入(所得)の基礎知識
給与所得
会社などに属して得る収入で、毎月決まった金額が得られる「安定性」が特徴。
時間と引き換えにお金を得る
給与所得で稼ぐ力を育てるには「転職」がオススメ。
給与所得のベースアップは、自分の裁量で決められない「残業」「昇進・昇給」ではなく「転職活動」を行うのが良い。
日本企業の特徴は「年功序列」のため、収入アップには「出世」もあるが、長期的で時間がかかりすぎてしまう。
→年収水準が高い業界・会社に転職するのがベスト
現在の転職市場は以下のようになっています。
・転職者数は9年連続増加中(2019年は過去最多の351万人)
※2020年はコロナにより一時的に減少するも、2021現在は増加中
・15~44歳のうち40%が年収アップ
※このうち75%に人が1割以上賃金アップ(年収500万円なら+50万円アップ)
事業所得
副業などの個人事業で得る収入で、自分の成長次第で上限がない「成長性」が特徴。
税金のコントロールがしやすい
まず覚えておくべきが「何度失敗しても大丈夫」な点。
「スモールビジネス」を繰り返しながら経験を積み、10回に1回成功させるくらいで十分。そしてその成功は、月5万円でも立派なビジネスになり得ます。
こうして稼いだお金を「投資」に充てるのが「お金のなる木を買う」ということなのです。
サラリーマンでも会社にバレずに副業を行う
副業でバレるものは、「給与所得での副業」です。
「住民税」は、「給料の高い会社がまとめて源泉徴収する」というルールがあるため会社にバレる原因となります。
副業バレを防ぐポイント
「特別徴収」=働いている会社の給料から住民税を天引き。
「普通徴収」=自分で住民税を納める。
※確定申告の際に「普通徴収」にチェックを入れたらOK。提出後に市区町村に「普通徴収」になっているかを必ず確認すること。
→市役所の「個人市民税課」に電話で確認でOK。
※「本業の給与所得のみ特別徴収にしてください」「その他の所得は普通徴収にしてください」の2点。
小さな副業から始めてみよう
・メルカリ・ヤフオクで不用品を売ってみる
・ハンドメイド通販サイトで作品を販売してみる
※手芸・アクセサリー
・スキルの販売サイトで仕事を受注してみる
※イラスト・デザイン・文章
レベルの高い副業に挑戦しよう
やればすぐお金になるが、辞めたら収入がストップする
時間がかかるが、仕組みが出来れば働かなくても収入が得られる
おすすめ副業の紹介
①せどり
難易度が低く、かかる費用は「梱包費・商品仕入れ代」。
初月から利益が出せ、コツを掴めば月数万円が見込める。
②プログラミング③ウェブデザイン④動画編集
難易度は高いが、知識と経験さえ身に付けば高単価の案件が受注可能。月数十万円の収入が見込める。
⑤ハンドメイド
難易度は普通だが、作成・販売・広告など利益を生むまでの流れを作るのが手間。月数万円の収入が見込める。
⑥アフェリエイトブログ
難易度は高いが、すぐに始めることが出来る。しかし、利益が出るまでに数年を要する場合もある。月0~100万円が見込める。
⑦YouTube
参入障壁は低いが売れるコンテンツを作るという点で難易度が高い。ジャンル選びが非常に大切になってくる。
⑧デジタルコンテンツ
イラスト・音楽・写真など、質が高いものが要求されるため難易度が高い。
最後に
①生活の基盤が安定する
「生活の基盤が安定する」ことで気持に余裕が生まれます。そして、それが「お金のなる木」を買う余裕へとつながっていくのです。
②選択の自由が増える
時間を切り売りして収入を得る必要がなくなれば、「生活のために働く時間」が減るので他人にコントロールされにくくなります。そうなることで、ストレスを限りなく抑えることが可能になりますし、楽しく、精神的に安定した毎日を過ごすことが出来るようになります。
③自分に自信がつく
自分で計画を立て、自分で行動し、自分の力で収入を得ることでダイレクトに評価が返ってくるので、自信がつきます。そして、より挑戦しようと努力する思考が生まれ、結果的に良い循環を生み出すことが出来ます。
今回は「お金を稼ぐ編」について学んできました。
次回は「お金を増やす編」です。