読書から学ぶシリーズ第六弾。
「本当の自由を手に入れる お金の大学/両@リベ大学長」から、前回の「お金を増やす編」に続き今回は、「お金を守る・使う編」について学んでいきます。
目次より該当箇所へ飛ぶことが可能です。
~読書から学ぶ~
守る力
「守る力」=貯めた資産を減らさない力
守る力がないという状態は以下の状態です。
①詐欺・ぼったくりに遭う
②被災・盗難に遭う
③浪費する
④インフレで削れる
①詐欺・ぼったくりに遭う
オレオレ詐欺・架空請求詐欺といった特殊詐欺にあう人は年間2万人近くおり、被害増額は約300億円にまでのぼっています。
また、銀行・証券会社・保険会社による合法詐欺とも呼ばれる恐ろしいものがあります。
それは「外貨建て保険」です。合法的な範囲でぼったくりな保険商品を作って売り、契約者は大損、保険会社は手数料で大儲けするというものも中にはあります。
そういった商品を売って稼ぐ輩は「顧客の利益は関係なく、自分たちの利益のみ」を重視しています。
②浪費で資産を失う
宝くじや相続によっていきなり大金を手にした場合に陥りやすい状態。
一度浪費の気持ち良さを味わうとそこから抜け出せなくなり、一気に転落人生が始まる人も少なくありません。
守る力がないもっとも典型的な例になります。
③被災・盗難で資産を失う
日本人が持つ典型的な資産は「土地・持ち家」です。
災害が起こることで一瞬で全財産を失うリスクがあります。
ネット上でハッキングされて資産を奪われるケースやキャッシュカード・クレジットカードの不正利用のケースも後を絶ちません。
ハッキングで約580億円の仮想通貨が奪われたコインチェック事件は記憶に新しいです。
ちなみにその事件の時私自身もコインチェックを使い始めたばかりで、勝った瞬間に事件が起きたせいで数万円でしたが一気に損しました。(笑)それ以来今は全く手を出していませんが…
④インフレで資産を失う
ハイパーインフレが起きてしまうとお金はただの紙切れとなってしまいます。
教科書でも見たこともある人も多いと思いますが、子供たちが札束で遊んでいる有名な写真があります。
これはベネズエラで起きたハイパーインフレで、40万円のお金がたったの100円の価値になるという恐ろしい出来事です。
お金を使う
「使う力」=人生を豊かにする力
45歳で経済的自立を果たせば、65歳で定年退職する人に比べて約4万時間もの自由な時間が増えます。その4万時間を豊かにするための力が「使う力」になのです。
人生を豊かにする使い方には以下のようなものがあります、
①寄付・プレゼント
②豊かな浪費
③自己投資
④時間を買う
①寄付・プレゼント
自分が応援したいと思える人にや団体にプレゼントや寄付を行うことで、人・社会とのつながりを実感できます。大切な人への感謝の思いを伝える方法としても最高なお金の使い方でもあります。
②豊かな浪費
自分が本当に好きなもの・体験・人に対してお金使うことです。
自分にとって最高に価値あるものにお金を使えるということは、ある意味人生の最大の目標にもなり得るかもしれません。
③自己投資
自分の知識欲・好奇心を仕事を通して社会に還元していくのも1つの幸せの形です。
経済的自由を達成しているからこそできる「お金にならない仕事」も、自分の好奇心のまま行える貴重な体験となります。
④時間を買う
時短家電や家事代行サービスなどを利用することを言います。
より豊かな時間を過ごすためのお金の使い方です。
最後に
この本を通して、「何故平日に毎日8時間も仕事をしないといけないのか」「何故毎日通勤し続ければならないのか」「何故ストレスを抱えながら我慢しなければならないのか」..という心の中で常に持っている疑問に関して、解決策のヒントを得られたと思っています。
当たり前だと思っていた固定観念を持ち続けて我慢するのも、崩して新しい人生を作り直すのも自分次第だということを改めて感じさせられました。
自分の目指す未来のために私自身「行動」に移していきたいと思います。