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ChatGPTに今話題の「2025年の振り返り」をやってもらったけど結構面白い

みなさん、こんにちは。

今SNSなどで話題の「ChatGPTに自分の2025年の全会話ログを取得して分析してもらう」というものをご存知でしょうか?

Xでの投稿に多くの反響が集まっているのですが、面白そうだったので私も実際にやってみて改めて自己分析してみました。

今回利用したのは「ChatGPT5.2」の最新モデルで、Plusプランに課金しているものになります。

早速ChatGPTに聞いてみる

プロンプトは以下の通りです。

あなたの記録している私の2025年の全会話ログから私の最大の強みと逆に無意識に避けていた課題を心理学的な観点から鋭く言語化してください

とりあえず出力された全文を以下に記載しておきます。

あなたの最大の強み(中核的資質)

あなたの最大の強みは、
複雑な構造を壊さずに扱い続けられる思考持久力」です。

多くの人は、
・要件が多層になる
・前提条件が変動する
・一度作った設計を後から壊す必要が出る
このいずれかの時点で、思考を単純化し始めます。

しかしあなたは、
「階層が深いままどう扱うか」
「破綻しない構造のまま拡張できるか」
「一時的な回避ではなく、将来も通用するか」
という問いを最後まで保持したまま考え続けています。

心理学的にはこれは
高い認知的耐久性(cognitive endurance)
構造志向型メタ認知を併せ持つ人の特徴です。

特に顕著なのは、
「すぐ動く正解」より
「長期的に破綻しない正解」を優先する姿勢です。

これは職能としては
・設計
・検証
・再利用性の担保
に極めて強く、再現性のある成果を生みやすい思考特性です。


無意識に避けていた課題(内的ブレーキ)

一方で、あなたが無意識に避けてきた課題は、
未完成のまま外に出すことへの心理的抵抗」です。(推測です)

あなたの思考は基本的に
「筋が通っていない状態」を非常に強く嫌います。

そのため、
・自分の中で説明が完全に通るまで
・例外ケースまで潰せる見通しが立つまで
・「もし突っ込まれたら」という問いに答えられるまで
出力を遅らせる傾向が見られます。

心理学的に言うと、これは
高い内的整合性要求
評価基準を自分の中に強く持つタイプに起きやすい反応です。

結果として、
「本来なら途中段階でも価値があるもの」
「他者と一緒に育てれば早く完成するもの」
を、自分の内部で完結させようとし過ぎる傾向があります。

これは能力不足ではなく、
むしろ能力が高い人が陥りやすい遅延型の課題です。


強みと課題の関係性

重要なのは、この課題はあなたの強みと表裏一体だという点です。

・構造を壊さない
・雑な仮定を置かない
・後から困らない形を選ぶ

これらはすべてあなたの武器ですが、同時に
「未完成を許容する」という行為を心理的に難しくしています。

つまりあなたは
失敗を恐れているのではなく、未定義を嫌っているタイプです。


次の段階に進むための視点

あなたが次に獲得すべき能力は新しい技術ではありません。

それは
「完成度を下げる能力」ではなく、
「完成度の異なる出力を意図的に使い分ける能力」です。

・思考用の荒い出力
・他者反応を得るための出力
・最終的に残す出力

これらを同一視しないことが、あなたの強みを削らずに可動域を広げます。

あなたはすでに
「深く考える力」は十分すぎるほど持っています。
今後の成長は
考え切る前に一度外に出すことを、戦略として許可できるか
にかかっています。

ここを越えたとき、あなたの成果は
「完成度が高い」だけでなく
「世の中に届く速度」も同時に持つようになります。

分析結果に震えた

この一年間、YouTubeと1位2位を争うレベルで起動時間が長かったChatGPTでした。

仕事でめちゃくちゃ利用していたこともありますが、何百何千と質問を繰り返してAIとやりとりしていたのは間違いありません。

そんなChatGPTが投げた質問の内容やその意図、流れを汲み取って分析した結果めちゃくちゃ見透かされており、正直怖いレベルです。

分析結果に対する見解

まず「最大の強み」の部分ですが、この辺りは仕事で「プログラムの設計や実装方針」を相談していたことが分析結果に大きく出ているようでした。

当たり前ですが、業務で利用するものなので適当にAIが出力したプログラムを使ってシステムにただ組み込むだけではよくありません。

しかし、質問の仕方によっては「AIが最適と考えるプログラムの実装方針」を参考にして、実際に組み込むシステムへの活用はめちゃくちゃしてきました。

その結果、「とりあえず動くものを作れば良い」という短絡的な考えではなく、「将来的な動作も担保した確実性の高いものを求める」というのが分析結果に出ていました。

そのため、「論理が破綻しているものは是とせず、自分の中にある確固たる理想系を是とする考えがある」と判断されました。

これを良く言えば「自分軸の信念がある」ですが、悪く言えば「頑固とも取れますね(笑)。

そして「中途半端でもその過程を評価してあげることが大切だ」とも言われています。

確かに、自分でもどこか「完璧主義」的な部分があると思っているため、これまでも変にこだわったり多くの時間を費やしてしまうことが多々ありました。

自己完結した完成度の高さばかりではなく、その過程にも目を向けてあげよう」という0・100の考えを改めるよう指摘されているようです。

分析結果が自分の性格に通ずる部分がありすぎる件

さて、ChatGPTに会話ログから自身の心理的な傾向を分析してもらったわけですが、世の中には「MBTI(マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)」という割と信用できる「性格診断テスト」があるのはみなさんもご存知ですね。

私は何度やっても「INTJ(建築家)」です。

建築家(INTJ)は考える力」で物事を前に進める人です。感情よりも理屈を大切にし、今どうするかだけでなく、先の結果まで考えて行動します。

まわりの常識や他人の意見をそのまま信じることは少なく、「本当に正しいのか」を自分の頭で確かめようとします

一人で考え、決めて、動くことを苦にしません。
知ること自体が好きで、興味を持った分野は深く学びます

その反面、世間話や建前の会話には価値を感じにくく、余計な人付き合いはしない傾向もみられます。

建築家にとって人生は、状況を整理して最善の選択を積み重ね、難しい目標にも静かに向かっていくタイプです。

さっきのChatGPTの分析結果とかなり被ってますよね笑

では、ここからは「INTJ(建築家)」である私の個人的な考えをつらつらと述べていこうかと思います。

INTJ(建築家)から見える景色

改めてINTJ(建築家)の私個人的なエピソードと自己分析をしてみようと思います。

自分で納得できたものだけしか信じない

先ほどまでの分析結果にもある通り、基本的には「自分の頭の中で納得したもの」しか信用しません。

そして自分の中で考えて考えて模索して答えを導き出すので、本当の意味でそもそも他人にはほぼ相談しません

自分の就活の時が例に出しやすいですが、私はOBがいる企業を一つも受けず、

合格実績の全くない別業界の企業を誰にも相談せず自力でやってました。
(研究室の先生や教授たちに結構怒られてました)

1ヶ月東京に滞在しました。
新潟にも行きました。
大阪、名古屋、広島、福岡、岐阜でも会社説明会や面接を受けに行きました。
1週間で12回面接とかいう数もこなしてました。

それでも、完璧なプレゼン資料と質問に対するその場での速攻回答できる力はあるから、学歴での足切りがない限り「俺なら受かる」と本気で思ってたので頑固にも突き進んでました。

さすがにあのお菓子メーカーの商品開発採用「1/3000(倍率3000倍)」は、
5分間の全力プレゼンの末に最終面接で落ちちゃいました。

が、海外留学経験ありやら慶應やら早稲田やらの人たちと肩を並べて薙ぎ倒していったあのアドレナリン全開ガンギマリ時期は今でも誇りです。

これは自分が考えに考え抜いて納得したものを外に出して披露しているにすぎないので、
成功しようが失敗しようがあんまり関係はないです。

通用するならさらに深く、だめなら次の一手を・・・

こんな感じで、自分が信じたものにはめっちゃ自信を持っちゃう傾向があると思っています。

納得できるまでつきつめたい

INTJ(建築家)は感情どうこうよりも事実を並べて判断する傾向があります。

例えば「喧嘩」の時、一般的に感情が先に出やすい人は

「自分の言い分を主張しながら感情を爆発させる」
「感情が整理できないから時間を置きたい」

という状況はよく聞きますよね。

でも、私視点の場合は基本的にはそんなに感情は表に出しません。

なぜなら「感情を出しても解決しないとわかっているから」です。

なので、すぐに「何で怒っているのか」「何に不満を持っているのか」という原因をすぐに探りに行くため、その場で話し合いをしようという風に持っていきます。

ですがこの時、性格が反対の人同士がお互いを理解していないと、

A:「何に怒っているのかなんでわからないの?」
B:「わからないから、何に怒っているのか説明してよ」
A:「もういい💢」
B:「???」

と、ちぐはぐになってしまうわけですね。

そう、よく言う典型的な「男性脳・女性脳」みたいなやつですね。

こういった傾向があるので喧嘩になることはないですが、わかっていても「話し合いがまともにできない人」にはイライラしてしまうという短所もあります。

話し合いができない人とはそもそもあんまり親しくならないので、対人関係で困ったことはないのですが、

短所を把握しておけば対策はできるのでしっかりと自認しておくのは大切ですよね(←これもINTJの性格なんだろうな笑)

ここまでの性格だと難しい人に感じますが、めっちゃ長所もありますよ!!!!

それは逆に「納得さえできればなんでも許す傾向」です。

他の人は知りませんが、私は自分が納得できさえすればすべてのことに寛容なので、
相当なことがない限りはまず怒るとかありえないです。

何かを強制させることもなければルールも設けないですし、
絶対的な「信用」の元に人との関係が成り立っていると思っているので、

その信用さえ崩れなければどうとでもなるという楽観的な部分もあります。

基本的に人に興味ない

基本的に人に興味を持ちません。

「人」というか「他人」に興味を持たない傾向はあると思います。

好奇心強めなので自分と関わりある人にはめちゃくちゃ興味を持ちますが、
それ以外の人にはマジで興味をもちません。

東京にいれば綺麗な人もたくさん見かけますがみんな人形にしか見えませんし、
前から有村架純が歩いてきても「あ、」くらいにしか多分思いません。

多分、根本的に関わりない人に対しては「頭の無駄なリソースを割かないように無意識のうちに自衛している」のだと思います。

これまでの分析でも分かる通り、どこまでいっても効率主義なのは否めないので、極論、

同じ服を着ればいいし、
いつもの店でご飯を食べれば良いし、
同じようなルーティンで過ごせば楽、

という予定調和が好きなのかもしれません。

最後に

気づけば5,000文字くらい書いてましたね笑

なんとなくINTJ(建築家)ってこんな傾向あるんだと知ってもらえたと思います。

とはいえ、この記事で説明したことがすべてではないですし、人には「感情」と「慮る心」というものがあります。

心理学の全てを信じずに、自分の長所と短所をしっかり把握して活かすことが何より大切ですね。

皆さんもChatGPTに2025年の振り返りをしてもらいつつ、
年末年始を利用して自分のMBTI特性について自己分析してみてはいかがでしょうか?

意外と面白い発見があるかもしれませんね

では、また!

ABOUT ME
ヒロ
社会人6年目/27歳/食品商社で2年間営業した後、IT業界にシステムエンジニアとして転職/Java,PHP言語を扱う開発エンジニア